6月27日、アメリカの米下院がエネルギー市場での過度の投機抑制を目指す法案を、賛成402、反対19で可決した。今、世界中のインフレはインデックスファンド(商品指数ファンド)が行っている原油取引のせいにされている。つまり、先物市場・インデックスファンド・投資銀行などに対する悪玉論である。しかし、おそらくは、規制は一時的に心理効果から下落へ導くかもしれないが、長期で見れば規制は上昇をさらに加速させる火に油を注ぐ行為になると思う。なぜなら、価格上昇の根本的な原因は投機マネーのせいでないからである。ドル安と供給を超える爆発的な需要の伸びによってもたらされたものであり、規制の効果がないことを世界中の人々が理解した時、はじめてインフレの真の原因に気づくことになる。しかし、現実を知れば「あらゆるものでの買占め」などの行動が急増し、さらにインフレに拍車をかけることになってしまう。その時の上昇加速が一番恐ろしい。過去、先物市場やファンドが存在しない時代から、インフレは幾度となく世界中を襲っていた。また、現在、先物市場が存在しなく、投機マネーが一切流入していない実需取引だけで価格形成されている市場でも激しい価格上昇が起きている。一例として、自動車排ガス触媒に使われる白金族地金のロジウムの価格を見てみましょう。 → 先物情報 Blog Ranking

ロジウム 2003年6月〜
ロジウムは、プラチナと同じく需要拡大で、過去最高値更新中。価格は、1トロイオンス=10100ドルまで上昇している。(円で換算すると、1グラム=34500円。) プラチナよりもはるかに高い価格であるが、自動車に必要不可欠な金属で他の資源では代替も難しい。排ガスから窒素酸化物(NOx)を除去するのに必ず必要で、欧米の排ガス規制強化が需要拡大につながっている。供給不安を理由に、一部の自動車メーカーが備蓄に走ったとの見方も出ている。 → 金投資情報 ブログ村

車の触媒需要 プラチナ、 パラジウム、 ロジウム

ロジウム 需要 自動車触媒が84%を占める。

ロジウム 供給 南アフリカが87%を占める。
アメリカの自動車産業の株価下落と自動車販売台数の減少観測から、金と比較して、白金系金属の上値は重たくなりつつある。ただ、下値は限定的で弱い動きはいずれ解消されると予想。南アフリカの深刻な電力不足はすぐに解決できるレベルになく、世界的な環境問題に対する取り組みから、排ガス規制は後戻りすることはないだろう。プラチナ価格は、しばらく弱気を演じながら高値でもちあい、1グラム=10000円を突破する動きが突然出てくると思われる。 → 投資の達人 FC2 Ranking

プラチナ ロンドン現物価格 2008年1月〜
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2008⁄06⁄29 14:13 カテゴリー:未分類 comment(0) trackback(0)

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